わが社の初任者研修で、死にゆく人へのケアについて話しました。最も大事な勉強です。いろいろな方との関わりを思い出し、「死贈与」という言葉のように、改めて死を通し多くの事を学ばせて頂いたと実感です。亡くなる方はその時を選んでいることを話ました。まさに、いま起こってることは全て身の内のことと自覚します。コロナウイルスのこと含めです。身の内ならば、解決へ向かうように考え、動くことは当たり前です。

新しい施設のパンフレットや看板について業者の人と話しました。コンセプトやどういう施設にしたいのか・・・、表現することで芯がしっかりしてきました。ターミナルケアと書かずに表現してみたいものです。施設の色を聞かれ、赤系統にしてほしいと依頼しました。昔から好きな色は赤なのです。今後は遠慮せずにはっきり言うようにします。これでも相手の顔色を見ていたのです。大笑いです。

夜8時ごろに電話・・・あれ、懐かしい人からです。わが社で看取りをしたお客さんの息子さんからです。今日の講義で話したばかり、内容は「今、大型量販店にトイレットペーパーが沢山あったので・・・」という始まりの電話でした。ありがたいです。まあ、近況を聞きます。やはり大事なお母さま亡くされ、身体に負担があったようで一時期は大変だったようですが、今は良くなって相変わらず営業の仕事をしているとの話でした。嬉しい電話です。なんだか、家族のような関係ができていると感じます。とっても気難しい気性の息子さんでした。(読んでいたらゴメン)人間として繋がりがあることが嬉しいし、これで行きます。仕事が終わっても付きあえる関係いいですね。もうへんこな弟状態?ファミリーです。