頭はバカだからと言われ、バカを極める為、養老孟司先生のバカの壁という本を買おうとすると、この本が目飛び込みました。池田清彦氏が書かれたものです。納得、納得です。自分が一番正しいと考えて動いている日本人・・・私もそのひとりでした。多様性を認めない社会であること、自分が正義を振りかざしているので自分と同じでない人を認めていけないのです。

引用すると、バカは自分と異なる同一性の存在を認められないので、拒絶や攻撃しかできない、相手の意見に耳を傾けて、自分の同一性を組み替えていく、また対話ができない。とありました。この文章のとおりを実感している毎日です。ロシアとウクライナ戦争もお互いが正義を振りかざしています。あおり運転も懲らしめてやろう・・・無差別殺人事件の犯人も自分が正義です。怖い世の中です。究極は教育の破綻、子ども達に考えるより規則を教えてしまった日本人と書かれていました。ぎくりとします。先ずはこのことを認める事からです。

昨夕は、死についてという講座があり、講師のいだきしん先生に「罠」は何処にでもあるとお聞きし罠について質問したら、あんたは罠によくかかっているという事から、いい加減だから・・・と沢山の事をお話してくれました。まあ、話すというより叱咤激励かな?全部やめちまえとまで言われました。きびし~い。何だか今の事を肯定されているようにも感じました。お話があった「いい加減」を検索しましたら良い事も、悪い意味での事も書いてありました。とにかく深く考えます、自分が真っ当に生きる事で、会社も生きていけますので・・・、いのち、体に聞き良く考えます。