30年くらいボランティア活動をしています、NPO高麗で今パレスチナの難民支援のための物資を集めています。4トンコンテナが神戸港から出る予定です。4トンとは160㎝巾の段ボールが200箱だそうで、8畳間いっぱいと聞きました。わが社の殆ど使っていない場所を倉庫代わりに提供しています。期間限定、3月31日に物資は出るようです。少しずつ集まってきていますが、200箱には程遠いです。しかし、いつもどんでん返しがある活動です。人類の希望となる活動をしっかりと管理していきます。
何でもいいと言うものではなく、難民の方に届き、開けた時に希望となるような物資とNPO高麗代表の高麗恵子さんはおっしゃいます。日本にいる私たちの気持ちを運ぶ、本当にその通りです。高麗さん染めた、世界で一つだけの子ども達へのマーブリングのTシャツ1000枚をメインに文房具等・・・通関とか運送費や税金にお金がかかりますので、吟味しリストアップしています。物資集めが戦後のどさくさのようになっていないか・・・やってあげているという意識が当人に負担であるというお話も伺いました。上から目線の支援はいけません。介護の現場でもそうです。上からやってあげているこのことこそ傲慢です。
私の持論は無理、難題を言われてなんぼです。本当は介護なんて受けたくないのです。自分で好きなように生活したいのです。無理な事を言われたとよく耳にしますが、ここをどうにか解決するのがケアです。共にあるということ、利用者さんがみな従順であればいいのではありません。言われたことの真意を深く考えることが必要です。パレスチナの人も好きで難民生活をしているわけではありません。今地球上に住んでいるひとり、ひとりです。人として、ここに居る人も大事、まだ見ぬ人も大事です。