50代の方を担当させていただいています。退院後初めての日曜日となり自分も訪問しました。土曜日に家族で退院祝いをしたそうで、娘さん達もきて本人さんは呑み込みが悪いのでハンバーグを作りお祝いしたようです。病院ではこれも駄目、あれも駄目という食品でしたが、少しずつ拡大しているようです。食品によっては直ぐにせき込むのでよくわかる経験です。一応のど詰めが怖いので、肉を詰めて亡くなった利用者さんの話もしておきました。
陽気な人でしたが、夜勤の職場で夜に脳出血で倒れて、一昼夜そのまま、朝に発見されたようで、絶望と医師から言われたけれど、一本杖にて歩行できるまでになりました。嚥下の障害はなかったのですが、なんせ口の中に物を詰め込む癖があり、飲み込んで塊をいれていくのではなく、つぎつぎと入れます。家族さんも注意をしていたようですが、あっという間にしゃぶしゃぶの肉を詰め、お亡くなりになりました。
ケアマネや介護、看護の時間が長いので経験はあります。それを活かす働きと予見できる能力を最大限に活かしていきたいです。先に手を打つことがこれからの仕事の在り方です。土曜日に医療的ケア3号研修でも話ましたが、起こった時の処置は一応言いますが、プロの仕事はおかしいと感じること、起こる前に対処することと伝えています。異常事態がおこればだれでもが動けるのです。その前に動けるのがプロフェッショナルです。予見、予測、手を打つ。