昨夜も、東京三鷹にていだきしんピアノコンサートがありました。行きは新幹線です。子から熱海の土石流の近くを通っているからとは聞いていたのですが、昨日は新幹線の窓から注意してみましたら、一瞬パット、泥の中に柿色の服を着た人がたくさんいました。映像でみたようにがれきと泥の海は見えました。

折しも、その時、友人からのメールにて友人のお客さん50歳がコロナで今、横浜市大病院へ転院、人工呼吸器のエクモを付けたと。基礎疾患はないようでした。運命と言ってしまってはおしまいですが、今は、何もしようがなく祈るだけです。自分たちのことを一緒懸命にやろうと話しました。

移動中に考えたのは、これからは自分の為にいきるのではなく、人の為に生きていこうと自然と考えていました。自分が楽をするとか金持ちになるとか、事業が成功するとか、そういう気持ちが近頃あまりないことにも気が付きます。もっと人がしあわせに生きるよう働きます。自分の為に生きても、死ぬ時にがっかりしてしまいそうです。しかし、ここも落とし穴があります。人の為と言いながら、自己満足はいけません。ナルシストというそうです。

いだきしん先生のコンサートの第2部のメッセージは、正しく自分が考えていたことでした。びっくりというより、気をひきしめるというか、共時性で自分の事もそのまま伝わる人間となっています。人間としてしっかり生きていきます。