受講生3名の研修です。いつも少人数精鋭のケアソウルかんのんです(笑)。今までの経過をお伝えする時に思い出した、過去の受講生、たった一人の為に紛争して開講した初任者研修の話をし、今やその受講生はわが社に入職し、働いてくれています。少しづつ、社会生活を構築しつつあります。それが皆の喜びとなっているし、他のスタッフのやる気になっているのです。人間、何が幸いするかわかりません。一人の為にが、もっとよい結果を運びます。それは鉄則です。今の私が(株式会社かんのん)があるのも、たった一人の人の為にケアマネを再開した流れからです。

夕方に、認知症の人の所へ訪問看護師さんに入ってもらおうと、紹介かがてらに訪問しました。物凄く混乱されており、本人は頭をかかえていました。わからん、わからん・・・と何度も言ってました。まあ、自然にバイタルサイン測定からはじめて体に触れていき、痛いと言い始めた背中の処置、随分洗ってない足まで丁寧に診ていました。だんだんと打ち解けてきて、また、来てもいい?と看護師さんが聞くと、よろしくお願いします。と言って下さりほっとしました。流石・・・と感服しました。まぁ、本人も不安がいっぱいなので、そのタイミングもあったかな?少し前は自分でちゃんとやっているのに、そんなのはいらないと拒否していたのです。まあ拒否ではなく追い返されていましたね。(笑)

看護師さんの対応には私も学ぶべきことがありました。前日に、具合が悪いと救急搬送され、異常なしで帰ってきたのですが、今日は背中が痛いということ、看護師さんは急搬された○○病院へ問い合わせてみると連絡したのですが、案の定、個人情報ですとやんわり断れていましたが、そこでも「そうですよね・・」とか言って、穏やかに対応されていました。後で聞くと、なんとなく全部検査して問題なかったようなことは言ってくれた・・・とのこと、こういうトークは見習いたいです。個人情報とか、情報開示とか言いますよね!うんざりです。医療や介護の現場はこれなくして下さい!!!。チーム連携とか、地域包括システムとか言葉ばかりですね!後手、後手になってしまっている現場です。しかし、○○病院の人も法律ギリギリを言ってくれて感謝です。人間だもの。。。という相田みつの言葉が浮かびます。