上記看護学校にて講義しました。以前はピック病と言われていたのです。独特の症状が出ます。初期には凄く物覚えがよかったり、こだわりが強く時間的行動といって定時に動かないと気が済まないのです。おったなぁ~そういう人が・・・。症状の一つとして、反社会的行動(暴力団と違います(笑))というのがあって万引きをしてしまうことで、ご利用者さん良いとこの奥さんがイオンで万引きしていました。考えると、そうとうな数の認知症の人に出会っています。入口の施錠を壊してしまったり、ショートスティ中に入居者全員火事ですと夜中にたたき起こしたり、若い女性に馬乗りになったり・・・これみな異常行動で、反社ですな( ´艸`)・・・認知症は暴力団?でそういう人は認知症なんだ!という仮説もなりたたつかなぁ~?? 遊んでいます。

今だから、いろいろが分かって来ている認知症です。看護学校に教えに行く事も自分の勉強となっているようです。ありがたく、学生に文句(叱咤激励)言いながらやりました。

本当に今、私、看護学校に入ったら、国家試験に受かるかなぁと疑問です。今の学生は広く深く知識が必要です。私達の頃には在宅看護論なんてなかった時代です。家での介護は家族任せ、家族が出来なければ、病院へ長期入院です。40年前に癌で亡くなった父も2年間普通の病院へ入院していました。今では絶対に考えられないです。今だったらもう少し長生きできたかなぁ56歳でした。今出会っている人に全身全霊を尽くす気です。悔いなくです。父の事に関しては悔いはありません。家族(主に弟が支えてくれました)で乗り切ったのです。