看護学校の授業にて、呼吸器を付けている仲間を呼びました。公開授業のようなものです。ほぼ産まれた時から人工呼吸です、ストレチャーに乗り看護学校まで来ます。もちろん傍には介助者がいます。この子(失礼もうりっぱな大人です)達との付き合いも長いです。亡くなられた人もいます。。。が頑張ってると言っていいのか、長生きしています。医療の進歩と手厚いケアです。ヘルパーさんや看護師、往診医・・・etc.沢山の人がサポートしています。
朝のニュースで、昨年の7月に71歳の娘が、102歳の母親を手に掛けた、その状況を聞きました。近所の人の話あり、ケアマネの対応もあり、結局孤立していたのかなぁ~、一人でお母さんを看ていて、限界状態だったとしか考えられません。昨日の仲間達は、人工呼吸器つけているので24時間、夜間にもいろいろあるけど、プロに任せている、これ家族だけでは無理な話です。71歳の娘さんSOSとか頼みにくかったのかな?人に頼る事が難しい人沢山います。お母さんの施設入所の準備もしていたようで、傍から考えるともうまじかにある施設・・・なのでしょうが、人の心はわかりません。発作的だった?、我慢の限界、胸に大きな重石が乗ったようだと言っていたと・・・。自分事としてケマネとして考える事件です。
看護学生の感想で、みなさん明るいことに驚いたと言ってました。私はいつもみなさんこんな感じなので、明るいとか暗いとか考えませんでしたが、そうかこの人達は明るい人達なのだと改めて感心しました。本当に、生きてるだけでまるもうけを日々実践している人達には光があるのですね!尊敬してます、琵琶湖学園(日本ではじめての重度の障碍者の施設)の創設者の園長先生が「この子らを世の光に」と言って園を設立した事を思い出しました。

