夕刻に村(ケアビレッジかんのん)に行きました。落ち着いているなぁと、もうそろそろ帰るか・・・19時です。スタッフが部屋で○○さんが倒れていると、直ぐに伺うと、左手が身体の下になりたいそうな痛みのようです。救急搬送決めました。受け入れ病院が見つからず、淡路の某病院へ行くことになりました。夜勤者は行かせられないので、私が付き添い、いつのもように救急車の後をバイクで追います。途中見失って、焦って、ガソリンも無くなり、スタンドへ入り丁度来た男性に○○病院どこですか?と聞きたどり着きました。救急車は赤信号を突っ切ることを忘れていました。(笑)。

病院の待合で待つこと、帰りは23時となり結局お客さんは入院です。暇な待合ですが、緊急搬送された人の家族のショート物語りが一杯です。知らんふりして聞くことで勉強になりました。電話連絡をしていたら、ソファーに治療中の不機嫌な若い女性が来て「病院で後ろのばばあが電話して・・・」と喧嘩売るような発言、本人は点滴が途中で漏れて抜いたりしていました。反撃の言葉を探すうちに、本人の幼い言動が見えてきて、思わずマスクの中で笑いああ、と納得しましたね。

急に警察官が2人来て誰かを探しているようで、これは何かあったと思いつつ、一瞬緊張が走ります。少しするとストレッチャーで血まみれの男が通過・・周囲には警察官4人いました。その後奥の方でなんだかもめている荒々しい声です。おいコラ、公務執行妨害というんか・・と振り返ると、その男は立ち上がっていました。なかなかスリルのある病院です。声を荒げていたので診察室から若い当直の先生も一旦は出て来ていましたが、直ぐに部屋へ戻りました。先生さわらぬ神にたたりなし・・・かな?病棟看護師が来て引き継ぎ、玄関をでて、思わずここは何処?困ったと思っていたら先ほどの警察官に出くわし、帰路を聞き、迷うことなく家へ帰れました。感想はめったと経験出来ない事、楽しかったです。