独居の要介護5の利用者さんがコロナになりました。週3日の人工透析も通院中です。まずは、介護タクシーが乗せないと乗車拒否です。四苦八苦しヘルパーが連れて行きました。ヘルパー事業所5か所入っていますが、コロナ感染していると伝えると2か所からは断られました。そうしているうちに、夜7時過ぎに市民病院への入院の手配の連絡が入り、ほっとしました。今か、今か明日か?待っていると、21時過ぎに民間救急の手配が出来たのでと連絡がありました。すわ出発です。待つこと1時間、23時に、スタッフ1人でお迎えに来ました。えっ!ストレチャー移乗から、運ぶこと・・・みんなお手伝いしました。(直りかけていた腰痛再発・・・)防護服暑い、熱中症になりそうでフラフラです。自ら実践できました。みなさんご苦労様でした。
某往診医さんへ、入院の連絡しましたらドクターが「かんのんさんは凄い、防護服きてケアしている・・・」と感嘆の声を聞きました。自分は反対にこれが普通ですけれど。。。とびっくりしました。人の生活を支える仕事です、当たり前でしょう・・・という感じです。
このケースの方とはケアマネになりもう15年以上の付き合いです。コロナ感染した原因は分かっているいますが、一切言いません。入院は嫌だと言います。家がいいに決まっています。しかし、介護の手や透析の移送がない、スタッフも感染が怖く疲弊気味です。やもうえない決断です。夜這いのように22時に起こして、入院の準備を淡々としました。本人は入院は嫌というのみで他はないも言いません。人間の本質を見ます。誰の所為にするわけでない、自分も自身を振り返ります。こうなってしまったこと人を恨むののでもなく、嫌味言うでもなく、反対にすごいと大きな何かをもらいました。だから、今日も元気です。どなた様から生きるパワーをもらっているのかわかりません。人が嫌な事は話さないようにしたいものです。
しかし、帰宅後、本日2回目のシャワーあび、昨日も高知から帰り遅い就寝でへとへと・・・爆睡中の深夜1時半に市民病院から電話、元気な看護師さんの声、これだけは勘弁してほしかった・・・看護師さんは寝ているところごめんなさいとは言ってくれました。豊中保健所も夜遅くまで応対してますし、みな必死でこの疫病をのりこえている声に戦う気合をもらっています。