子ども食堂を準備していると、電話がありました。「父が20日に自宅で亡くなりました。家へ連れて帰ることが出来て良かったです。」と昨年末にケアソウルかんのんで初任者コース(旧ヘルパー2級)を受講した人からでした。施設に入っていたお父さんを連れて帰りたいという相談を受けていたのです。家庭の事情もあり、無理かもしれないとも思いつつ本人が望むことならやれるとアドバイスをしました。たぶん年明けに退院、皆さんの助けを借りながら・・・と満足そうでした。迷っている人へ、ちょっと前へ押していくことも大事だと、あらためて感じました。悔いなく生きる、お父さんも家で亡くなることができ、それを支えた彼女も凄いです。相談は何回か受けたのですが、ある日、私に相談すると今のケマネとの関係が悪くなるよ。。と言うと、それからピタリと連絡がありませんでした。そして昨日の電話でした。心より嬉しかったです。

食堂のメニューは桃の節句も近く、ちらし寿司、具だくさんの吸い物、ホウレンソウのおしたし、ブロッコリー、鶏の照り焼き、みかん 栄養士のおかぁがほぼ作りました。人生初体験の10合の寿司を作り、何度もここに書きましたが、まさか人に食事を振舞うなんて・・・人生わかりません(笑)。

近くの子ども食堂をほぼ毎日開催してるところの代表がどうもこの先の存続の危機ということで、お誘いして来て頂きました。そこは作ってはいなくて、パウチの惣菜等を配布してるだけのようです。「美味しい、やさしい味・・・」と言って下さいました。手作りで愛が詰まっています(笑)。参加者の人が、終了後に小学生と年中の子ども3人を連れて来ました。何もないのでミカンを食べてもらい、少し話を聞いていたら夕食を食べてないとか言います。貧困の問題とだけとは言い切れませんが、やはりいるのですねという感じでした。袋詰めして食材(レトルト等)を渡しました。来月食べにお出で~、そうですね。春休みや夏休みの給食が無い時の食事はどうだか考えさせられます。私は、困っている人を知ったら面倒をみていくという、大阪のおばちゃんになったらいいだけと結論となりました(笑)。まあ、いろいろ考えこんとこ・・・です。人生順繰りです。