自分のルーツを辿ってきました。高校の同窓会は3月頃に決めたのです。同じ時代、同じ空気を吸い、共にした時代・・・というフレームの同窓会の便りに、詩のような表現だと驚き、これは行かなければならないと参加しました。それから、最近、椎葉村へ行くという自分のルーツを巡るという旅に変わったのです。何故こうして生きているか・・・?なんでここに居るか?原点がわからないまま生きて、これからどう生きるのか?今までも不思議な出会いがたくさんあり考えてはいました。これからも、先祖のご縁での出会いはある事でしょう・・。

幼き頃、椎葉から人が尋ねてきました。それを最近思い出し、もしかしたら、自分の先祖は椎葉??日本神話は作られたものとお聞きし、高千穂の話はよく聞きます、椎葉は聞きません。本当はヒミコ、スサノウノミコトは?椎葉にいたとお聞きし、合点がいきました。同窓会よりも先祖を辿る旅を優先しました(笑)。確かに先祖代々の旧姓(山本性)の人がおられる地と聞きました。ルーツはやはりここでした。

水が豊かな地でした。山から流れる水の美しさ、大好きなねむの木の花々が迎えてくれました。まあ、山道はがけ崩れが至る所にあり険しいルーツ探しの旅でしたが、先祖はここというゆるぎない柱は立ました。ここからは妄想ですが、先祖のは巫女さんだったような気もします。お祭りや踊ることが大好きなのです。自分の出が分かり、生きるエネルギーは満たされました。人が平和に生きること、幸せにいきること、やることが先祖の悲願です。自分の中の曖昧さは捨てます。生きる方向へ向かうのみです。