昨日もとっても尊い経験をしました。入居希望の方が車いすで来られました。ごみ屋敷に住んでいるとメモに書かれていて、好きでごみ屋敷になったわけではないと、スタッフに表現の間違いを注意しょうとしていたら、なんと好きでゴミ収集家のようです。地域住民からも苦情のよう、これは本家本元のゴミ収集家です(笑)。
紹介業者さんはたぶん気にいらないだろう、ゴミ屋敷に帰りたいというだろうと本人の気持ちは無視でこのまま、病院から自宅へ帰さないでほしいという地域包括からの依頼もあったようです。病院からの来所なので、普通でした。紹介業者さんと、病院相談員は断ること前提でしたが、気に入ってくれたようです。村にとっていいのかなぁ~、部屋がどうなるか、一癖ありそうなツワモノです。
面接の時に、ふと、ここに来て何をしたいですか?と尋ねました。「ロシアに縁があるので、ロシア語の勉強を教えたい。お金を取って」とはっきり言いました。すかさず、では賽銭箱を準備しましょう・・・と返しました。あんたはアイヌ民族の血が流れているかもな!とまあ会話を楽しみました。
本人さんが気に入ったひとつはここにあるように感じました。人は何か希望をもって次のステップにいきたいのではないかと考えます。義務教育でも問題解決思考でした。これが害です。ごみ屋敷が問題ということではなく、今はストリングス、強みということが盛んに言われています。本人の強みを引き出す、そういう関りをしていくことが大事です。後から気が付きました。さあ、どうなりますかね・・・。