毎年、12月はマンションの餅つきがあります。皆総出のような感じかいいですね。子どもたちもわんさか出ますし、ボランティアのおちゃんおばちゃん、いっぱいです。500家族が入居している巨大ぼう阪急系マンションです。知り合いは阪急は子供のイベントを大事にするところだからと教えてくれました。成程ですが、こういう集まりで知り合いとなり、大きな災害があった時の助け合いができると考えます。顔が見えてこそです。

何年もこの餅つきの餅をお持ちしている人がいます。今回も届けることが出来、喉詰めなく召し上がっていただいたようです。72歳のNさんは5人家族でしたが、ご両親2人を看取り、今は要介護5となり一人暮らしです。Nさんのお母さんにはずいぶんお世話になりました。詩人でしたね。驚くほどのピッタリの言葉の表現者でした。うれしかった・・よかったぁ~というレベルではないのです。動けない自分たち家族の元に毎日来てくれた看護師さんへ向かって、「一陣の風、でした。」という言葉を聞いたときには吃驚しました。小学校もろくに出てない北陸の田舎の出身でした。どうしたら、一陣の風を感じられるのだろうか・・・それも表現者、詩人と私の中ではなりました。

お母さんの方が癌で先に逝きましたが、私とお母さんの約束は息子のNさんを看取ってから死のうね・・・なんて言っていたくらい息子が病気の状態でした。約束違反ですが、息子をちゃんと看るということは約束なので、我が社かんのんで総力上げてケアしています。豊中市の担当者は4年前より元気になったとびっくりです。4年前は歩いていたのですが、寝たきりになったほうが元気です。なんたって食事がいいのでしょう。スタッフが腕によりをかけて創ってますからね。