先日、ヘルパーさんと居酒屋にお連れしたご利用者さんが、その日の夜にトイレに行こうとし左胸をユニットバスにぶっつけ肋骨骨折したようで、ヘルパー責任者の人からは連絡で、どうも「俺は行きたくなかったけど、皆がそう言ったから、嫌な予感はしていた・・・」と言っていると聞き、あら良かれと思ってやったことが結果こうなんだ、と少々落ち込みましたが、様子見に月一の訪問へ向かいました。

なんて話そうか?と自分の中には、人の所為にしているなぁ~とか、連れて行って悪かったと謝るか・・・、とりあえずどういう話になるか、そのままで行こうと決めました。責任者の人は近頃は落ち込みがあってその上物忘れも出てきていると聞いていました。

機嫌よく迎えてくれ、骨折した経過を話してくれました。今は痛みは無くなってきている、「あんな遠い居酒屋に連れていって・・・俺は近くでいい、近くなら行く・・・」と言うのです。そうなんだ、この近くには居酒屋はたくさんあるから今度骨折が治ったら、快気祝いに一緒に行こう・・と言うと近くなら直ぐ帰れるからと言ってくれ、ほっとしました。

喜ぶだろうと勝手に、故郷の味という気持ちで送迎したのですが、本人さんは○○列島も裏と表があって知らん人だし・・・と言ってました。ああそうなんですね、ごめんなさいねと言いました。しかし、障がい者の同行援護のサービスで居酒屋に行けることが分かったということで勘弁してもらい(笑)。11月になったら行こうね・・・と約束しました。喜ぶだろうという勝手な推測は駄目ですね、どうかなぁ~くらいの気持ち、相手の身になることがまだまだ足りんません。日々勉強です。