昨日、早朝から元ご利用者さんの奥さんから、ご主人への素晴らしい葬式をするので来て・・・というショートメールを頂きました。丁度訪問予定の人からキャンセルの連絡、行くようになっていたのです(笑)行ってよかったです。最高のお見送りでした。
抜けるような青空、箕面へ向かいます。以前わが社に勤めていた今のケアマネがいまして、遅れて訪問医が来てくれました。まぁビックリ驚きました。身内と外部3人の列席で、ハワイが好きだったご利用者さんのバックグラウンドミュージックはハワイアンです。坊さんはいません。病となり4回は車いすでハワイに行ったと思います。吉田拓郎の、旅の宿や出棺時には、井上陽水の少年時代のオルガンの生演奏です。
ドクターはいいなぁ~と言ってましたので、思わず「先生の葬式もこういう感じでしましょう・・・」と話すとうなういていました。(こりゃ、言った以上実行しないとね(笑)ずっーと先ね)
難病でしたが、その病気の進行は殆どなかった、老衰ですよ!とドクターは話しておられました。看病した家族は喜んでおられました。先生、わざわざ、予定を変更してご出席したようで、私のキャンセルとは違うのです(笑)。そのくらい、親密というか思い出深い人なんです。これからはたぶん二度と現れない人ですね。奥さんの頑張り方が並ではありません。本人にも奥さんにもご苦労さんと言いました。最後に御棺を囲み、お花を入れます。次々と手でお顔を触ります。思わず「○○さん(奥さん)キッスして!」と伝えると奥さんチュとしました。本当に最愛の人です。最後まで奥さんの気持ちのままにできました。奥さんの勝利という言葉になります。いえ、関わった人みんなの勝利です。新しい在宅介護の在り方、美しい終焉。