11月3日生まれ、10月末生まれの僕ちゃん達を抱っこしました。乳児院に来ている子はそれぞれに事情があることでしょう・・・。産まれて直ぐの子、皆同じです。本来なら母親に抱かれて過ごすいのちでしょうが、今の時代、ここに来れてよかったね!という気持ちの方が大きいです。
音に敏感でミルクを飲み、ウトウトしても音でビクンと起きます。施設はいろんな音がしますから、音の中でも眠ったりするどっしりとした根性が必要です。この時期から根性論ですから、たまりませんね(笑)。見ていると深く眠れないのです。手を見ていると緊張しているのが分かります。ウトウトしている、熟睡していないのです。短いですが、この子のお腹にいた頃や産まれて直ぐの人生を考えます。
愛着障害という本を読んでいます。赤子のころから無条件に愛された経験がない人が将来や、次世代に残すつけは大きいと書かれています。赤子でなくても、いろいろと問題を起こす人はああ、愛着障害者だなとよく分かります。自分も子供を無条件に愛し育てたかは心が痛いです。本のタイトルは「死に至る病」あなたを蝕む愛着障害の脅威 と書かれています。周囲にたくさんいますが、結局その人自身の問題ではないのです。育てられた経緯があるのです。しかし、このままではいけません。この負の連鎖を断ち切れるように、微力でも自分はやっていきます。