比叡平というところで世界へ向けて(ライブ配信しています)いだきしん先生のピアノコンサートがありました。イタリアのファチオリさんという方に特別に作ってもらったピアノ、そして凄いのはそのピアノを弾く、ホールを後から創ったのです。100席のホールですが、迎賓館と言います。普通はホールが先でピアノが後ですが、ピアノに合うホールです。度肝です。

外出自粛で半分の人数に満たないコンサートですが、自分は車の運転手と、検温係です。結構忙しい・・・こういうことは大好きなのです。比叡山に行く山道はカーブもあり、細心の注意と新緑の迫力、そして山フジの花・・・なんともいえない紫で綺麗でした。よそ見は禁物ですがね。無事に皆さま乗せ到着しました。いだきしん先生のお召になっている着物も、藤の花のお着物でした。なんと粋なんでしょうか・・・。

圧巻の音、自分は霊魂とか、目に見えない世界が見える人ではないのですが、いつも傍に誰かいたとはじめて感じました。自分の人生は予想を超える程運がいいというか、助けが来て、やることは進んで行きます。ああ、この人と言っていいのか、いつも共に居て下さる方がいたのです。そして、音の中に忘れていた頃の昔の感情を思い出し、何で人をケアする仕事をするようになったのかを考えました。亡き母が病気の頃に、母の友人が訪ねて来たこと、その時、母は、喜び元気なったのです。人と会うと元気になり、その人がいつも来てくれたいいなあ、母は元気になると感じたのです。そのことが原点です。人と会うと元気になれる人になりたいのです。元気分けてあげる・・・昔見た、ドラえもんの映像でのび太が空中に浮かび大声で同じようなセリフを言っていました。みなが幸せになるよう動くことが、自分の天命です。