他市のご利用者さんの初回面接に行きました。ご利用者さんは男性ですが、奥さんはとっても元気のよい人で、亭主関白と聞いていましたが、リードは奥さんです。恐ろしいくらいにパンパンと物事を勧めます。デイサービスも直ぐに体験の日が決まり、軽度者の福祉用具の稟議書の医者の意見も聞いてくれました。奥さんは「私は、あの人のことを好きだけど、本人はどう思っているかわからない。」とおっしゃいますが、たぶん旦那さんも奥さんを好きのようです。しかし、初回からこの話。。。ご馳走様ですと伝えました。馴れ初めから話してくれました(笑)。お子さんがいないので、終活とのこと断捨離、家の中はさっぱりしています。しかし、2人で支えあっている感じで、いいご夫婦に出会わせていただきました。
家に帰り、ふと先日の鶴城高校29期生の同窓会のラインをみてましたら、男子の投稿で、83歳となった恩師が亡くなってのお知らせと、その卒業からの恩師の付き合い最後の様子、ライフワークにしてた歴史の新設の事を書いてくれていました。まるで小説を読んでいるようでした。あまり付き合いはなかったのですが、印象に残っている小さな先生でした。へえ‥という感じです。最後は癌でホスピスに入ったようで、ふと2年前に大阪の高校の校長先生をなさっていた人を担当したことを思い出しました。この人も最後はホスピスに行きたいとおっしゃられ、医者と訪問看護師とすったもんだとやりあいました。本人と家族の気持ちが大優先です。自分達を押し付けてどうする?とまあ、闘いでしたが、最後はストレチャーで介護タクシーでホスピスへ入ることが出来ました。(ケンカはしていませんよ、そこは抑えて、言葉でOKをもらいました)
こちらで、誰かの為に一所懸命に動くことがなんだか恩師に報えたようにも感じました。恩師の細い目の優しいまなざしを思い出し、誰かの為にやることは誰かの恩に報いることかなぁ・・・なんて感じました。
他市とは池田市ですが、昔、池田病院で9年間看護婦として働きました。当時の市長さんとかとも懇意で、知り合いもたくさんいたのです。まあその当時から好き勝手していて、大目にみてくれた婦長さんもいたり・・・、今では考えらえないこと沢山しました(笑)。沢山の人に世話になったので、恩が返しの気持ちが大きいです。池田市内を車で移動いていて懐かしかった昨日です。