医療的ケアの講義がありまして、本来なら3名の参加でしたが、急に1名止めますと連絡がありまして、理由が事業所閉鎖の為とのことです。えっ?9月にもそこの事業所から2名の参加があって、胃ろうからの注入(食事を胃に穴を開けた管で注入する方法)のご利用者さんがいるのでと言っていたばかりです・・・。あれまぁです。2名様にゆっくり丁寧に話は出来ました。いつも少人数精鋭です(笑)。

知り合いの介護事業所も8月末で休止をしました。そこは、国の基準の介護員の数が2.5人にならないから一時辞めるということで、ご利用者さんを抱えているので、ご利用者さんと介護員としばらく我がヘルパーステーションかんのんに所属しています。まずは、ご利用者さんに迷惑がかからないようにです。事業所を開設する場合は2,5人の確保が重要です。市町村からの運営指導に引っ掛かります。法律なのでしかたがないです。もしかしたら、急に閉鎖すると聞いた所はその可能性があるかなぁ~  国は小さい所は潰すと聞いたことがあります。

おりしも、ネットニュースで訪問介護員の不足の記事を読みました。時給や労働内容を書いていましたが、それだけではない
この2,5人の壁もあるとは思います。1人で事業所起こして好きなように介護できたらいいかな???しかし、無法地帯になるかもね。最近、聞いた話ですが、田舎ではヘルパーさんがまず来た初日には、寿司を出前してもてなしていると聞きました(笑)ぜひヘルパーに継続して来てもらわないといけないので・・・という懇願のようです。凄いですね。ヘルパー不足は深刻な課題です。家で生活することが叶わなくなってきます。国は、在宅重視で地域包括ケアなるのも言ってますが現状とあわない政策です。子ども真ん中政策と年寄端っこ政策ですかね・・・どうするのでしょうか?