土曜日にマンションのベランダからふと見ると、某会社の訪問入浴車が訪問入浴が終わり、まさに今出ようとしていました。一人が車の誘導をしていまして、市営住宅の1階のご利用者さんの家族さんが帰る訪問入浴車の人達にベランダからお見送りをしていました。へえ、あの人の所で訪問入浴していたんだ・・・と、過去に訪問入浴の看護師をしていた時のことも思い出ししていました。

その光景はまるで、映画のようです。ベランダから女性が何度も何度も合計4回は頭を下げ手を振っていました。バックしてそのまま、角を曲がり見えなくなった後にも1回頭を下げていました。感謝の気持ちが伝わってきます。自宅で入浴したのです。背景はわかりませんが、きっと本人もそのご家族さんも大満足だったのでしょう・・・。まるで映画のワンシーンのようでした。

思わず、私たちは良い仕事をさせて頂いていると言葉になりました。ケアマネや訪問入浴サービスがあるからです。別に威張っているのではありません。待っている人がいる、私達が動くことで喜んでくれる人がいる。これしかないです。原点に立ち返らせていただきました。いい仕事をしないといけません。人が喜ぶ、助かる仕事です。