気になる人がいる、正月でもあるので、村(ケアビレッジかんのん)に行きました。早々に年賀状を各人へ「郵便で~す。」と扉をノックし、新年のご挨拶を兼ねてしました。これが自分にとってもなかなか良かったです。改めて一人一人全員ではなかったですが、心を込めて新年のご挨拶をいたしました。これまでは、形式だという気持ちでしたが、今年は違いました。やはり、大事な言葉です。
男性入居者さんのところに配達に行くと、なんと故郷の地名の映像をテレビで映していました。ついと故郷です、と言い2人で見入っていました。ドローンを使っての映像でして、2人して感嘆の声を上げたりしばしいい時間を過ごしました。今年で90歳になられ、体は重い病気の病名がいくつもあります。私は、大病しても変わりませんね!と話すとその人が「もう少し生きていたい・・・。」とおっしゃいました。嬉しい言葉です。ここで良いという事を受け止めました。前向きな言葉が大病をしても、また元の生活に返ることができる秘訣ですね。
ご縁あり、ご入居して下さっている皆さんです。お昼ご飯殆どがリビングに集まり板長が作った、豪華なおせち料理を召し上がりました。大家族のような・・・そんな気持ちで今年1年間、心触れ合う介護をしていきます。良き元旦でした。