西田敏行さんが、自宅の布団の中で亡くなったというニュースを見て、思いだす、突然死の人達です。訪問系の仕事をしていますと、まあ、よくあると言っても過言ではないです。数年、いえ年に1回くらいはあるかもしれません。若くて(いつまでが若いのか?)元気な人ではないのですが、高齢者でまだ十分生活が送れる人の死は突然ですので、やはり感情的にはなります。

丁度、昨日は看護学校の講義でして、突然死について在宅での様子を話しました。独居で歩けない人も居る在宅、玄関先ににあるキーボックスを開けて、鍵を取りだし中に入る話をしました。そこで冷たくなった人がいたら・・・という質問です。まあ、寿命というものがあること、どこでどのように亡くなるかですね。入浴中の死も多い事を伝えました。家に誰も居ない、一人での入浴は避けたい、誰かが居る時間帯に入浴してもらうことです。突然死は自然死ですよね。みんなに囲まれてさようなら「それでは・・・」という人はいるのか、いないのか・・・。

まあ芸能人ですので、思い出のコメント、自分自身のショックさを表現していますね。われわれも最後を共に過ごした人間として、その家族に届く言葉は必要でしょう。家族は最後は良い人達に恵まれていた・・・ということも大事です。われわれも最後に関わった人間ですいろんな想いはありますが、家族さんに伝える思い出は全て良いこと伝え、家族にはこれから少しでも前向いて生きていけるようにしたいものです。しかし、過去には我々のほうが落ち込んでしまう事もあり、家族から反対に励まされることもありましたね(笑)。長い付き合いは身内を超えています。それが人間です。