7月12日早朝5時55分、電話が鳴り起きました。SOSでして来てほしいとのこと、末期状態の人ですので、行ってきました。まあ、下手くそケアですが、老老介護いえ、病病介護のご夫婦、安心感にはなったことでしょう。一睡もしてない奥さんいわく、なかなか死ねんものやなぁ~、切実です。なかなか死ねんよ!病院へ連れて行ったら、もう家にはもどれない・・・と二人でひそひそ話です。小一時間いて8時半に来るヘルパーバトンタッチ。
10日にはご主人が、渡邊さんには世話になった、あの世に行った時、渡邊さんは歓迎で迎えられるやろ・・・と話してくれました。あの世には後30年後くらいで行く予定、その前に順番がある、広島の施設にいる従妹さん100歳が先、そして80代の○○さんそして奥さん、私・・・と話ました。ありがたい言葉です。先に行って、皆で準備しておくと言う事です(本当かなぁ?)。
数年前に亡くなった人にもあの世の事を話したことがあります。難病の娘さんが少し前に旅立ちました、ご本人さんが入院された病院へお見舞いに行った時ついと「ゆきちゃん(娘の名前)に会ったらよろしく伝えて・・・」と私は言いましたら、朦朧状態でしたが大きくうなずいてくれました。死後はどんなところか分かりませんが、死をタブーにしない、ことが大事だと考えます。いのちの言葉を伝えます。
朝に行って来た人、子どもさん達ともなかな上手く関りがもてないようでしたが、息子さんはお父さんへ詫びの言葉を伝えたようです。娘さんはシャイなのかご本人が「いろいろあったけど・・・」と娘に言うと「何が・・・?」という感じでした。まあこれも親子です。疎遠でしたが来てくれました。表現力の問題ですね。しばらくぶりに来ても即、実家の片づけしていましたね。もう素直じゃないんだから・・・(笑)。そのままでいい時代ですよ~