ご利用者さんの家、月1回の訪問です。この方は元々ヘルパーを利用しての生活です。この元々入っているヘルパーさんとのリラックスした会話が楽しくてしょうがありませんでした。もうみなで笑うのみです。本人さんは殆どしゃべれません。本人さんの壺に嵌った時におお笑いをします。人と接する時がこんなにも楽しいなんて・・・。ケアの醍醐味です。4人ほどでげらげら大笑い・・・。みんな大事、みんな大切です。
ケアについていつも考えています。やってあげてるとか、しょうがないとか・・・でなくて。その人のしあわせの中に自分のしあわせがある・・・。正にそうです。これは広島原爆の慰霊の日に広島市長がトルストイの小説を例に話した言葉です。人の痛み、苦しみが自分の事であれば、できる事ではないことを我々はたくさんしています。何も人を傷つける為に生きているわけではありません。
平和は日常から創っていくことです。よくわかる時間を過ごさしていただきました。なにも遠くに行かなくても、こんな宝物の時間はすぐそこにありました。原点の空間・・・。ありがたい仕事をさせていただいています。