頑固なお客さんのところへ行きました。最近も、道でこけて血だらけ、迷子になったりと・・・聞いていました。左手が上がらないようですが、骨折ではなさそうです。昨年6月、介護付き旅行で山口県上関町へお連れした方です。大変でしたが面白い旅行でした。この時にも最後の田舎への旅行と言っていたのです。この度は自分の島に泊まって、自分の足で歩きたい、死ぬまでに行きたいと言います。だからこけても毎日歩いて鍛えているのです。88歳です。(いつ死ぬねん・・・(笑))思わず、亡くなった奥さんが迎えに来ないの?。と写真を見ます。本人さんもも毎日頼んでいるとのこと、ケアマネも同調です(笑)、うちの訪問看護師は可愛いと言います。私はとこが?です。

昨年の、介護者としての2人旅行けっこう忍耐がいり、ADLは落ちているので介助もありました。私自身の体力が。。。ということも考えます。しかし、こうやって老いていく人と付き合うこと勉強です。ここでダメと言って、諦めて頂く選択はいあやだなぁ~、きっと仲の悪い息子に話すと激高されるでしょう・・・・。複雑な気持ちです。なるようにしかなりません。山口ねぇ~、上関、フグ料理がおいしいところです。ちなみに私はフグは好きではありません。

ご利用者さんのように、自分の本音を話すことで実現することがあります。黙っていることはもったいない事です。戦争もおき、猶予がない世界を実感します。どう生きいていくか、やはり人が助かることをやっていきたです。自分の為の人生では死ぬとき後悔します。人間は死ぬ瞬間に一生を走馬灯のように見ると聞きました。人の為に尽くすように生まれて来た自分です。人の喜びが自分であり、悲しみ、苦しみも自分であるよう。。。なんとかせなあかんという毎日で動いています。