外出自粛の中100人を収容できるホールに20人の招待客、内1名とし参加しました。バラバラに座り、マスク着用。看護師であるので健康チェック係です。全員の体温と健康状態のチェックを済ませ出発です。緑萌える比叡山・・・近所の人がうるさいとの事、忍者のように動きます。けっこう面白かったです。つつがなくできました。

いだきしん即興演奏は全世界に配信しました。この時期だからこそ、世界中が待ち望む生き方をみずから見つけられる音です。最初の一音で涙です。何の涙かわかりません。言葉にすると魂が感動しむせび泣いるとしか言いようがありません。人類は新らしい生き方をしないと、生き残ることはできない状況です。音は怒如のごとくすさまじい音でした。吹き飛ばれそうでした。もう人生何をするとかしないとかではなく、「真」で生きる、些細なことでも妥協することなく生きていこうと決めました。まいいか・・・止めです。付き合う人間も選ぼうと考えます。時間の無駄は辞めです。

身の周りで起こったことが浮かびます。4月は風呂場で亡くなった人が2人います。ふと浮かんだ事は、先日、スタッフの子どもさんの遺作の絵を見せていただいた時、新しい施設に綺麗な風景と動物の絵を2枚飾る予定で選別しました。気になった母の胎内に浮かぶ胎児の絵があったことを急に思い出しました。これは選びませんでした。亡くなった彼の気持ちが深いようで重い感じがしました。人間は母の胎内に発生したとき羊水で包まれます。風呂で亡くなるのは水の中であり母の胎内と一緒かもしれないと閃きました。ああ、もしかしたらいい亡くなり方なのかもしれません。水の中で産まれ、水の中で死んでいく・・・悲しいとかショックでなく、良いヘルパーさんに出会ったと思いながら羊水に包まれたように・・・、最高かもと勝手に考えました。そういう閃きのあるコンサートです。人生で気になること解決へ向かう「音」です。