厚生労働省からの研修200分の講義をオンデマンドで視聴しました。不正な事をしてはいけません、会社のトップが知っていないと会社そのものが処分を受けますという内容です。遡って、コムスン事件が発端と2人の国家公務員さんが話していました。コムスンという名は出してはいませんけど、コムスンです。知らない人も多いでしょうね。25年前くらい、いえもっと前で組織的な不正と国が認め、こういうことが無いようにという講義で最後にテストがあります。難しい1個は完全にわかりましたが、2つはわかりませんでした。それでも修了証は頂けるようです(笑)。

勉強になったのは高齢者虐待や身体拘束についての話です。現場でよく見る「スピーチロック」もネグレクトになりうるという話です。たとえば、何度も来てくださいとコールがあっても行かなかったリ、対応しなければ、スピーチロックという虐待になると教えて頂きました。
在宅で、徘徊する高齢者さんの家に外からチェーンを巻いて出れないようにするのも身体拘束であり虐待とのことでした。多分ケマネやヘルパーは安全を考え良かれとしている事が虐待になります。ではこの人を自由にするとたちまち外に出て事故になります。反対に誰が責任をとるのか・・と言いたいです。ここでの指摘は身体拘束での会議を開いていないことのようです。これしか方法がないと皆が認める事が必要のようです。そして、この会議は定期的におこなうべしです。

ハラスメントの話は、結局、初動の対応でぴしゃりとはっきり言う事ですが、なかなか言えないことも分かりますが、まあ訓練だと考えやってもらいたいです。私の役割は、スタッフの皆が気楽に相談できる人であれと言われました。そうか、自分の都合で、呼び出されてもこれが気楽に相談できる間柄なのですね(過去にはありました)。利用者の人としての権利と尊厳、従業員の人としての尊厳を守ることが経営者の務めという事を改めて学んだ200分でした。実は途中からは1.5倍速で聞いたのです(笑)。時間の有効活用です。