秋晴れの日、箕面の山にバイクをすっ飛ばして行きました。危篤と聞いたご利用者さんの家にですが・・・不在のようで、行く前にスタッフに何か連絡があった?と聞いたのですが、無いという答えだったので、一応行こうと以前足しげく通っていた山道、木々の紅葉を見ながら行ってきましただ。まあ、何か理由があったのかと思いつつ、初任者研修の講義の昼休みにさっと行ったのでした。

担当のケアマネに電話すると、家族は今葬儀場に行っている・・・ということで、段取り早くねぇ~とか勝手に思いっていたのですが、実は担当のスタッフには夜の内にお亡くなりになったというラインと、早朝には事務所にFAXが届いていました。見てなかったのです(爆笑)もう笑うしかない!研修が終わり、夕方に葬儀場がある箕面市役所の側まで行きました。しかし、係りの人がお顔を見て言って下さいと案内してくれたのですが、ドアを閉められ誰もいない、亡くなった人と2人だけになったのです。やや不気味・・・これまだ外が明るかったのでよかったですが・・・・お顔は以前と変わらない、まるで眠っているような表情でした。長い間ご苦労様といい、手を合わせました。亡くなった人は一番いい時で亡くなるとも聞いたことがあります。元気で動いている時かなぁ~、自分で動くことがあの世でできているかなぁ~ いろいろな事を体験させていただき感謝を伝えました。

初任者研修の講義の内容も丁度、死にゆく人への援助という内容でしたので、受講生ともびっくりしました。今は、タイムリーな時で、ここで、先祖から受けついた先祖の繰り返しの人生は終わり!これからは産まれてきた自分の人生を生きる人生にしていこう・・・という大転換の時かもしれません。ご利用者さんの死からそう感じました。陽は登り、今日も未来へ進みます。