村(ケアビレッジかんのん)へ入居希望の方中津済生会病院へ入院中で、面接に伺いました。もらった情報には持続点滴をしていることは書かれていませんでした。ポートという胸に針をさしている点滴で教えている在宅看護論で少し前に授業したところでした。24時間の点滴の管理はきっと介護職の人は嫌がるだろうと、看護師にせめて昼間だけとか施設の看護師のいる時間にしてほしいと医師に相談をお願いしました。点滴については家ならOKですが、施設ではNGです。覚悟が違います。ついと、相手さんに「私が24時間みるないらいいけど・・・。」と話ました。
自宅は4階エレベーターなし、車いすの生活でとても歩けるような状態ではありません。本人さんは来る気ですし、若い娘さんも施設見学し決めています。介護施設ではなく、点滴24時間は病院で過ごすレベル・・・なんとかして差し上げたたいのは山々ですが・・ と後にし、看護学校の講義です。退院前カンファレンスということで話しました。地域ケアは協同作業ということを話します。
さて2クラスの講義終わり帰ろうとするとき、紹介業者のお兄ちゃんから電話です。先ほど面接した方、退院時は持続点滴を抜去(抜いて)退院と決まっていたようです。やはり、そうなんだと合点がいきます。担当看護師や天下の済生会の相談員は何をしているのか・・・退院する本人の大事な場面です。連携も取れていないし、在宅で過ごすことを考えれば分かりそうなものです。足りん頭とは思いましたが、まあ勉強になったことでしょう。今後は二度と大事な場面(本人の終の棲家となるやもしれません)を中途半端に終わらせないように厳重注意です。
SP:紹介業者のお兄ちゃんの肩書は看護師です。メールに名前が無い、電話先が違うと、私にずいぶん教育されています(大笑い)やはり、後輩を育てるようになっているのですね・・・。昨日は看護の現場に帰れ・・・と指図してしまいました。大阪のおばちゃんです。!