用事があり、村(ケアビレッジかんのん)へ行きました。3年前にご利用者さん達と植えた桜が今年初めて咲きました。今は新芽の桜です。そのことを気にしてくれていた入居者さんと話ました。、一緒に植えた人が自分の余命を知り桜を植えたいと提案して下さって、植えた桜の苗木です。その人には大事にしてた娘さんがおられました。成人式には振袖姿を見せに来てくれました。お父さんと娘さんツーショットの写真を引き延ばし部屋に飾りました。その後はホスピス病院でお亡くなりなりました。

一緒に桜を植えた利用者さん、食堂で、○○ちゃんに連絡してよ、桜が今年はじめて咲いたよ・・・と言わないとね、という話から、なんと連絡先が残っていて即連絡できました。
コロナに罹って今日まで休んでいました。という声は元気そうです。桜が咲いたよと伝えると、「父の生きていた証。」と言います。一度ご挨拶に行きたいとは思っているのですが、行きずらいこともあって・・・と、心情を話してくれました。まあ、気軽に来て○○さんは会いたがっているけどね、辛かったら来なくてもいいよ、また来年の桜の頃でもね、と伝えました。気持ちは揺れ動き、複雑だとは思います。本当に気が向いたらね・・・と言う気持ちです。

とても娘さんを大事にしていたお父さんでした。私の本音は「お父さんの生きていた証は、あなただよ!」と言いたかったです。自分も含め、親の生きていた証は子です。亡き親の分まで幸せに生きること、人生真っ当にいきること、親の願いでもあります。いつか〇〇ちゃんに会えたら伝えたいなぁ・・・。まあ、元気にいた事は嬉しかったです。急に昨日電話できたのも、天国にいるお父さんの意気な計らいかもね(笑)。