看護学校の講義にて、在宅で医療的ケアを受けている知り合い3人に来てもらいました。初めてお会いするノンちゃん四肢欠損の人です。乙武洋匡さんは大腿部が少しあるのでこの前義足で歩いていました。(これも凄い事です。義足合わせはものすごく痛いのです)ノンちゃんは全く足がありません。網ネットの中にすっぽりと入って電動車いすを20センチくらい出ている右手で操作しています。知的障害少し、言語障害、耳も聞こえません。介助のヘルパーは同級生(クラスメイト)ですって!

ノンちゃんの迫力というか、エネルギーがなみたいていじゃありません。あっという間に移動し教室内の目的地に行っていましたし、こうやってほしいという事の訴えも5㎝もない左手で訴え続けます。もうエネルギーの塊のようです、私は肉の塊が猛スピードで動いているという錯覚までおこしそうです。ゴーイング・マイウエイで誰もが驚きとノンちゃんと交わって行こうという気になります。

夜にノンちゃんの話をした、人から「○○さんも我がままですが、あの人はみなに嫌われている・・・なんなんでしょう?」と話されました。そうだね、しょうがない…と笑いながら付き合うか、またあの人はそういうことを言ってと言われるか、きっと生き方に賛同できるかと、信頼できるかじゃないですか?と答えました。ノンちゃんはノンちゃんを通して生きること希望のようですが、○○さんは迷惑かけて・・・となっています。未来を見てみたいノンちゃんと、行く末は見えているという○○さんの差だろうな・・・。皆を巻きこみ想いを実現するノンちゃんです。今のところこう考えています。