看護師の卵達への10回の講義が終わりました。人工呼吸器をつけ地域で暮らしている仲間たちをゲストとして看護学生さんにレクチャーの授業後のレポートを頂き、読みました。面白かったです。彼らの生き方が「カッコイイ」と数人の学生が書いていました。自分を貫く生き方、障がい者であり、人工呼吸器をつけ、地域でヘルパーの支援を受けて一人暮らしをしている姿がカッコイイようです。生い立ちをパワーポイントで上映するのですが、今までに苦労したということがないのがカッコイイと書いていました。苦労話はカッコ悪いのです。私、頑張りましたはね(*_*)
人生観が変わったという学生や、人生考えた、あとさらりと、呼吸器を付けた人たちはヘルパーに支えらているけれど、ヘルパーさん達も彼らに支えらえているように感じたと書いてありました。これって結構凄い表現です。今頃に、私は、まてよ!ケアしているというこちらがあたかもケアしているようで、反対にご利用者さん達に支えらているのは私達のほうだった・・・と数年前にやっと気が付いた自分でした。学生に、多くの学びと感想にありがたい気持ちです。私も学生に支えらえています。
終了後に、学生が面白かったという感想を小走りで言ってくれたり、充実した今回の季節労働者のような仕事でした、来年もよろしくお願いいたしますと副学校長に言われましたし、クラス担任にも言われ思わず「先生そういう事言って自分が辞めているんじゃないよね~。」と言うと「いろいろと大変な学校ですけど辞めません。」と担任は言い切りました。そうだね、ここの大変さはよくわかるよ~と話しました。難儀な学校ですけど、看護師の卵達は夢と希望にあふれています。