独居の認知症のご利用者さんに近くのデイサービスに通っていただきたく、段取りをしてさあ、本番の日の朝です。訪問看護師さんからは「渡邊さんが来てくれるなら行くよう~」と言っていたと聞いていたので、成功するな!と思いながら訪問しました。
食パン4枚トーストしてお皿にありますが、既に硬くなっている感じ、今から朝食?身なりはキチンとズボンのベルトをして外出する様子で、大丈夫だと勝手に確信をもったのですが、首の調子がおかしい・・・とてもマージャンすることはできない、人と会いたくない。。。理屈が通っている事が凄いのです。あれあれ、惨敗!無理には勧めません。デイサービスの人もまたいつでも言って下さいと退散しました。

デイサービスに行くと食事や、入浴をして下さるので、家族ともども助かります。まぁ、来年にほとぼりが冷めた頃、再チャレンジです。朝から夕方まで施設にいるので、家族さんも安心ですよね!一週間のパターンができると楽です。

土曜日に訪問した人も独居の認知症な人で元気な頃はよくおしゃべりをしていたようですが、寡黙になって拒否が多いです。新しい事や、メンドクサイことはやりたくありません。在宅での限界が近いなぁ~とも感じます。
事務所のスタッフ達が、近頃のご利用者さん全部認知症の病名の人ばかりですね・・・と言い、そうだ!(笑)全員が認知症人の担当をしていました。あの人もそう、この人も・・・これはきっと日本全体としての動向ですかね。なんとかせなアカン、そういう自分も事務処理の中身を忘れた時、認知症ですかね?と市役所の人との電話に対応していて、周囲は爆笑していました。認知症の人との付き合いは、タイミングと知恵です。新しい認知症のケアの開発でも考えていきますかね。