事務に任せていた書類ですが、2年間の全従業員の給料明細と就労時間を全部提出して下さいという、抜き打ちの調査があることが分かりました。知らないという事は恐ろしいです。今の事務員が必死に2年に遡って書類作りをしてくれています。段ボール箱いっぱいになります。なんでも就労時間を越えて働いているなら社会保険に入らせなければいけないという事です。厳しい追及があると知りました。本人都合は無し・・・本人が働きたくても就労時間を短縮しなければいけません。これって働き方改革と言いながら逆行しています。
毎年11月、12月、パートのスタッフが仕事を休みたいといい、常勤のスタッフが大慌てをしています。それは103万円、130万円の壁があるからです。収入が増えると税金が増えるので、この曜日は仕事に行きませんと言います。日本政府は何を考えているのでしょうか、困るのは利用者さんです。国民です。お読みになった方の中には、初めから分かっているのだから仕事をセーブして働いたらいいだけと考えている方もいるでしょう。最もな理屈ですがそこに困っている方がいるのです。身体が動くに決まっています。今の時代。介護職スタッフは来ません。少ない中でやりくりしています。
当然パートの人の中でも、103万円を超えるといけないとセーブしている人もいます。働ける人がいて、介護を求めている人がいて、働く事をセーブしないといけない世の中です。矛盾だらけです。今回仕事をするという中で2重の矛盾が分かりました。政治家になろうという気もありません。馬鹿な人はこういう話をすると、直ぐに渡邊さん政治家になったら?と嫌味を言います。(あえて馬鹿と表現しました)。生きている状況を分かることからです。これっておかしいよと解かることです。自分はケアをしていきていきたい人間です。本音は「地上最強のケアマネジャー」もうこれは古い、「宇宙で一番のケアマネジャー」としときます(大笑い)。