「最後まで生きるを支える」という勉強会、グループワークを中心でした。全員マスクをしていますので、顔が分かりません。難儀なことです。保育園にマスクで行くと子が寄り付きません。マスクをはずすと笑顔になるのです。あんまりよくないないなぁ~。しかし、マスクの生活はしょうがない・・・。

グループメンバーは、豊中市民病院の人、国立循環器病院の看護師、地域包括支援センター、言語聴覚士、私とさまざまなベテランチームの一員でした。退院をするにあたりの阻害因子という項目の話合いで、ある人が「困る事、悪い事ばかりに集中させるんだよなぁ、良い所を引き出すことをやってこなかった。」と言いました。成程、今ストリングスという言葉はあるけど、阻害因子は何?という質問なのですね。新しい頭になって行かないと無理だなぁ~~、気が付いた人も凄い!強みを活かすことが大事です。できない事につい目がいきますが、出来ている方に目を向けると、なんだか良き方向へ行きます。これは日々実感していることです。

豊中市民病院の看護部長もグループワークに参加されていて、最後のご挨拶で「医療現場では、がんの末期の人は今しか帰す時はないと退院支援に向かうけど、この事例のように誤嚥性肺炎を起こす高齢者は家族の支援が十分でないので、安全をとって施設になっている。」と話しました。本当にそうですね!。家に帰りたいという想いは一緒なのに、ガン末期の人には関係者は家へ向かうように早急に準備と説得ですが、誤嚥のリスクが高い人は施設へ行って長生きしてください在宅では無理でーすと説得です。人間いつ死ぬかわかりません。中山〇帆さんのように、最後を家で過ごしたいという人の想いは同じなのに、この自分達の頭で勝手に作っている差はなあに・・・凄い気づきの勉強会でした。もっと我々が自由にフリーになっていくことです。
かんのんの合い(愛)言葉は「最後まで支える」の支える部分が強味(良いところ)からのスタートにしたいものです。まあ、自論は在宅始めたら何とかなるのです。私は楽観しています。できなければ在宅から施設へ行けばいいのです。またその逆もありです。