読まなければいけない本が沢山あります。本屋に行くのが好きで、タイトルをみて思わず買います。たぶん今知らなけれないけない情報なのでしょう。「ハンナアーレントとヨハン」という字がいっぱいの本を読んでいます(笑)。ハンナアーレントさんはハイデガーという哲学者の愛人というくらいしか知りませんでした。ハイデガーさんは世界的に有名な「存在と時間」という本を書いています。我が家にもずいぶん前に買ってありますがチンプンカンプンで読書放棄しています(笑)。

ユダヤ人である2人の壮絶な人生です。ナチス政権に翻弄され、まるで今のロシアとウクライナの状況を連想させます。私の亡くなった叔母のつれあいはユダヤ人でした。包容力のある優しい感じが今でもあります。2度、いえ3度会いました。そういえば金持ちでアメリカ観光の為に、ビバリーヒルズの家に遊びに行きました。楽しく観光しました。叔母はユダヤ教の十戒が書かれたペンダントを首にいつも掲げていました。ユダヤの問題は遠いことではありません。

なんとなく、今朝はこの話題になりましたね。叔母にとっては2人目の旦那さんです。終戦後まもなく海を渡った叔母です。違う叔母の子は韓国に嫁にいっています。こちらも海を渡っています。私は若い頃病院の総婦長から何回もエジプトへ青年海外協力隊へ行けと言われていました。何ででしょうか?絶対に行ったら心身症になると断りました。今でも行かなくてよかったと思います。海外の叔母の苦労は言わなくても体で感じていたのしょう。ぬくぬく温室の日本です。外国では今でも争って困っているいえ、いのちの危機の人はたくさんいます。今日も、表現し、動き、人となる道を生きていきます。亡き叔母、叔父も応援してくれているから、ハンナアーレントさんと出会いました。