おおきなき保育園の園児、2歳児、一人っ子が、新しく2人の10か月と1歳の子が来始めて、赤ちゃん返りをしているそうです。保育園での赤ちゃん返りは初めてだと話していました。家族のような人数の保育園ですので、当たり前のことです。今まで注目の的だったのが、急に来た赤ん坊に皆の意識が行ったのです。いつもはしてこないような行動(急にお膝の上に座って来ました)に納得しました。おもちゃのとり合いとか、叩いたとか、みんな生きていく学習です。ちょっとした、お手伝いも遊びのひとつように喜びにしています。大人は大げさによくできねぇ~と言います。愛情いっぱい発信です。
愛着障害という言葉があります。小さな頃どれだけ無条件に愛されたかということが人生おいて重要と分かってきています。親だけではなく、重要他者という我々、保育をする人も子どもにとっては大事な存在です。
この状態は子どもだけでなく、日々ケアしているご利用者さんにも言えてます。先日の火事が起こりそうなご利用者さん、あれだけ親切に消防士さんからのケアを受けてからは落ち着いてきているようです。本当に心配している事は伝わっていました。認知症の利用者さんもケアをする人が入り始めて、随分落ち着いて来ています。あなたに注目していますよ、ひとりじゃありませんよ・・・という事が大事なのです。条件付きの愛でなく無条件の愛です。愛は取引ではありません。