12日午後からは、比叡山の比叡平という地にてピアノの為に作られたコンサートホールでの特別なコンサートがありました。NPO高麗でイタリアの著名な方のピアノを買いに行き、ピアノのためのコンサートホールを作りました。ピアノにidaki sinとネームまで入っています。100席ですが、音響は最高です。音楽のセンスはありませんが、ここで聴くピアノは特別と分かります。ここから世界に、宇宙までも届くように、丸ごと変わる音です。
NPO高麗ではアフリカのコーヒービジネスも、エチオピアのコンサート後に始めています。なんとコーヒーの事でエチオピア人が来日しており、一緒にコンサートを堪能しました。アフリカの風・・・。そして、12年前から(2001年に天命コンサート聴衆11万人)の約束を守るというも話も聞きました。エチオピアにcafeを創る構想もあるようで、自分も何が大事か学びます。嘘つかず実現へ向かう事です。
連日のコンサートです。これから生きる上での必要な事が考えられますし、エネルギーが半端でないです。自分が休みなく、動けるのもメンテナンスのようにコンサートへ参加するからです。
いだきしん先生は「尊厳」ということを介護の現場での出来事の一つとしてお話しされています。コンサート中にこのことを考えていました。老人をケアしている仕事です。人間の尊厳を取り戻して、亡くなっていってほしいと考えはじめました。人の人生を聞きますと苦労の多い人生だったと、たいがいは言います。最後くらい、いえ最後ですから尊厳を感じる「場」が必要です。私たちがその方の尊厳を尊重できるかです。ケアしている人にも人間となっていってもらいたいです。いのち大切に、大事なひとり、ひとりです。