11月13日は長い一日でした。早朝の電話ではじまり、ケアビレッジかんのん(村)の入居者さんそれも自分がケアマネ担当の方で、結果は突然死だったのですが、予定していた初任者研修の補講を急遽バトンタッチし、市民病院へ走りました。ご家族さんと対面し、奥さんの開口一番は「ごめんね、ありがとう・・・」でした。2日前に調子が悪く、近くの脳神経外科に受診し何もないということで帰されたのです。身体の具合が悪いということは家族さんは分かっていたのですが・・・あまりにも急でした。
 
不審死ということで警察が入りました。安全確認の為に館内にビデオカメラを入れています。朝の4時45分に廊下を歩いている姿があったようで、6時の訪問の時は亡くなっていたという事になります。まあ、あっぱれというか見事という気持ちです。先ずは、家族さんもそういう気持ちでいることがありがたかったです。思い出せば、この方の弟さんも早朝に椅子に座ったまま突然なくなりました。家系的な体質かもしれません。ご利用者さんの娘さんが、実は今朝変な夢を見た、布団にどろどろ小さい虫が集まってきて気持ち悪く起きた。と伝えてくれました。ついと、「これが虫の知らせ・・・?」と言い、2人で妙に納得しました。

市民病院から直ぐに引き返し、補講開始し、午後からケアマネ業務で、認定調査へ行き、利用者さん宅2件の訪問、書類の整理・・・、なんだか長い一日でした。昨日、出会った方々の会話の中で、夫婦の中の妻の立ち位置をも考えさせられた一日でした。これは人間の歴史のよう・・・おそろしいくらいの変わり目を感じます、真っ当に生きていくこと、真剣にです。