山の麓にあるホスピス病院で退院前カンファレンスがありまして、参加してきました。ここで29年前に外来での看護師をしていました。昔の面影はないです。偶然廊下でその当時外科の先生をしていたドクターと会って、先生覚えていますか?と聞いたのですが、先生ごめんなさいと謝っていました。まあ、半年くらいしか働いてないので当たり前ですがね・・・。先生、お元気そうでなによりです。
急にいろいろを想いだしましたね。そこを退職してもご利用者さんが入院したら何回も面会に行きました。ケアマネはじめたのもこの近くの老人保健施設でした。ご縁がある地域なのです。なんせ良かったのは、駐車場に料金がかからない、あのバーのようなものがない、誰が来ても車は止め放題・・・。まあ田舎です(笑)。
私は、ヘルパーの代理で会議に参加しました。本人は末期状態だったのですが、大好きなパンを食べれるようになって元気になったので一回家へ帰ろうということになりました。ホスピスに来た時はお尻に床ずれも出来ていたようで点滴に繋がれていました。まあ末期状態だったのすが(一度面会に行ったのですがまあ大丈夫そうかな、という感じはうけました(笑))ホスピスの医者から何でも好きなもの食べて良いよ!と言われ、パン食で復活したようです。世の中グルテンフリーと言っているのに○○さんはそれで元気になったのですね。と思わず言いました。病と共存していく日常ですね。自分の中の病と闘わなくていい、という考え方もまたしかり・・・ではないかなぁ~在宅医も良い先生がついてくれたようで、嬉しいです。