105歳の女性、認知症がひどく、昼夜逆転、介護している娘さんも大変です。特別養護老人ホームへ4年前に申し込み、やっと11月に入所決まり、さあ、今からやらないといけない事できる・・・と娘さんが言ったのもつかの間、特養で転倒数回、挙句に熱発、緊急搬送し、今は入院中です。先日娘さんから電話、家に連れて帰りたけど・・・。大賛成しました。

実は予測はついていました。超高齢で、今から場所変えていいはずはありません。しかし、娘さんはデイサービスにも出さず、ヘルパー入れず、1人で介護します。限界です。他市に住む男兄弟は当てにはなりません。高齢となる娘さんの今後も心配と、時間の予測がつかない介護です。娘さんは、後がわかったら頑張れるのに・・・と言います。

入った特養養護老人ホームは寒い、人が足りない、食事がまずい、と娘さんの感想で、心配で毎日数時間は滞在していたようです。家とは違います。「退院が決まったら、また、うちのお兄ちゃん(ヘルパー)がお姫様抱っこで、4階の自宅までお送りします。」と伝えました。娘さん喜んでおられ、その方向です。

選択は間違いではないのです。その時人は最高の選択をしています。そして、分かったら軌道修正したらいいと考えます。結果はわからないのです、今、を悔いなく生きるにつきます。後であーこー言わないように。その時、最善を尽くす、モットーです。