80歳後半の女性から口紅買ってきてと頼まれていました。たぶん聞いたことはないですが、女性の持っている口紅の数は1,2本ではないと思います。あまり化粧に興味のない私でも、5~6本はあります。口紅選びは大変です。自分の物ならいざ知らず、他人さまがつけるのもの、ピンクとお聞きしましたが・・・まあ、ローズ色にしました。お持ちしたら、綺麗な色やなと気に入っていただけましたが、いざ、口紅つけるのに鏡がないと、大騒ぎ、息子が鏡は買うようです。在宅酸素療法中、家から出ることは無理です。何歳になっても女性なんですね・・・この家は息子3人のみ、私、娘以上に気に入られてます。今度訪問する時、口紅つけていてねと話します。身だしなみなんですね。
午後は、比叡山のNPO高麗の迎賓館でのいだきしんピアノコンサートに御衣裳と陣羽織を羽織り参加しました。ピアノの為に作られたホールです。音は抜群です。小さなホールで、天まで届くような渦を巻いたようなスパイラルな音です。座っていると、脊椎が2つあるような感覚となり、もう一人自分がいる、2人自分がいるともっと働けると感じました。2人分の生き方ができる倍働ける、なんて感じていました。
かんのんの意味もわかりました。なにげない日常、幼い頃、実家の段々畑・・・方言でひらきと言います。日の光うけ、母親と弟たちと外でお昼を食べていた時の感覚。しわあわせで、しあわせでころころと笑いあっていました。この感覚です。かんのんの意味は、かんのんは愛です。朝起きた瞬間に「みなしあわせに」と言葉が出て驚きました。意図せずにです。誰も、排除せず、誰もが犠牲にならずに、し・あ・わ・せ・に 生きていくお手伝い、仕事にします。