訪問したお家の、息子さんといっても、50歳の障害の方です。障害者のグループホームへ入所していますが、毎夕方には365日、雨が降ろうが、雪になろうが、台風だろうが、1時間から1時間半は散歩します。ヘルパー付でないと危ないので、ヘルパーさんも元気になられると聞いています。お互いに元気です。
その歩くコース木曜に必ず、行くところがあります。何十年前に1回だけお世話になった施設です。お礼のあいさつに、毎、木曜日は其処に行くと決めているようです。施設のスタッフも代替わりしていますが、必ず玄関先に出て下さるそうです。出来るものではありませんね、ご恩は忘れないという衝動なのでしょう・・・。障害だから同じ事繰り返すと、判断する人は評価者です。自分は凄い!としかいいようがありません。世話になっての感謝以上の気持ちの表現なのでしょう・・・。
今まで生きていて、どのくらい人に助けていただいたでしょうか、ご恩返しは人として当たり前です。まして、生き方変わる、いのち助かった経験は、恩返しどころではありません。自分がいい生き方する事、人間として真っ当になることが恩返しです。日々、いろいろな方からの学びです。
そして、このことを共感できる母親がいます。強いです。