聞いてはいたのですが、包括に看護師の教え子(たった30時間の講義ですが)がいるとの事、昨日やっと2人で話しができました。程なく、同級生の話で、渡邊先生の授業面白かったよね、又聞きたいと同期と話していたとのこと、看護学校では入れ替わり立ち代わり、何人もの講師がいて私の事覚えている、それにまた、話聞きたいとは教師冥利につきます。思わず、「私あれからも、バージョンアップしているよ。」と話しました。
彼女は、私の講義を聞いて、在宅看護の道を目指したと、今、この仕事をしているようです。もうこの話で、嬉しいを通りこしていますね。人生でこのような瞬間があるのかと思うくらいです。それも、本人の口から直接聞いたのです。看護師の先輩として、また、人生の先輩として先頭切って生きていきたい気持ちあふれます。
先週の看護学校の講義で、私の受け持ちのケースはみな並ではないのですが、学生から質問され、介護殺人の事例を話しました。折しも授業準備にてその資料が出て来ていました。彼女が務めている包括での事件でしたね。今、読売新聞に継続レポートとして、「孤絶、家族内事件」として連続掲載されています。家族さんへ、介護は終わりが見えない作業です。肩の荷少し持たせて下さいな。遠慮はいりませんから・・・だって、傍にいるって決めましたから・・・