若葉の頃、木々がわさわさと、燃えるように輝いています。お客さん体調の悪い方も多いです。季節の変わり目なのでしょうか・・・・?それでも、回復しています。生命力。
血圧68・・・上の値です。お風呂に入れるか、今日入れなかったら、1週間入ることができないと、小さな声で言います。訪問看護師さんも苦渋の選択で、そう話しながらご本人はパジャマを脱いでいます。私は託して退散しました。(見られることは嫌だろうと判断)
何とも言えずしんどいと、もういいかげに、逝きたいと言います。言葉なく、側にてほんとに小さな背中をさすります。人の手が気持ちがいいと・・と、お安い御用ですが、ありがとう、ありがとうを連発します。人に気を使いながらの人生です。しかし、この家に帰ってきたのは、この家で逝きたいからと、おっしゃいました。最後の本音。家族はひとり一人が分担体制の様です。娘さんは「父が逝ってまだ、一年もたってないのに・・」と。家に帰りたかったお父さんの分まで在宅でと、在宅医決まり、訪問看護も継続の事業所です。
尊いいのち感じます。