お客さんの家に訪問したら、市役所の保険給付課から封書が届いていて、中身を見ても良く分からないので、役所に聞いてほしいと依頼がありました。成る程この方の場合はどれに該当するのか、よく分からない書類の内容です。難病の為、医療の助成があり、1回の受診や薬代が500円が1000円に3月から引き揚げ、なんと、平成33年の4月からはその制度が廃止され、全額負担して下さいという内容でした。

3年後に廃止するので、今から準備して下さいということです。この書類よく読まないと、さっぱりわかりませんし、認知症や書類を読む癖のない人はゴミとしてしまう可能性もあります。役所は3年前に通知しましたよと逃げることは間違いないです。そして、もうひとつは、その家には65歳となった弟さんがいて、年金事務所から年金受給を70歳にするかどうかの書類もきていました。はがきも同封され、切手は個人で貼るようです。その書類にも、最後に小さな字で、はがきでの回答がない場合は、年金受給が止まりますと書いてあったそうです。最期までよく読まないと大変なことになるとおっしゃっていました。

今までが、書類、特に年金は支払っているのでなんとか受けとることが出来るなんて思っていたら大変な目にあいます。昨今言われている、自己責任ということなのでしょうか、これも、自分たちは伝えたのに、やらないほうが悪いとなります。国民が悪者となる感じがします。

難病の枠を広げましたね。これも難病、あれも難病として、結果多くの難病指定の方がおり、今までと同じサービスが受けられなくなったということになりました。ALSとかで寝たきり、重度の人は除くようですが、軽度者は一色単です。お客さんは、現役の頃は高い税金払ってきたのに・・・、これなら、消費税10%でも12%でも上げてくれとつぶやいていました。それも、なんだかねですが・・・。