近ごろは、始業式は8月中のようです。子どもの頃、今日が夏休み最終日で焦って、工作をした覚えがあります。「夏の友」という宿題の冊子もありました。子どもの頃は、その時、その時を精一杯生きていたような、大人になって、何が違うか考えてみると、周りの目を先に気にして生きている、自分の感覚が先ではないのです。

子どもの頃は、あれしたい、これしたい、と自分が先でしたが、大人になるにつれて、自分を押し殺し、相手に会そう自分が良く見られたいとして結果みな病気です。自分、自分がという大人は反対に手に負えません。本当はどうしたいのか、それを「本音」と言います。古代から日本人は本音を言う民族、本音は神との出会いの音、とお聞きしました。戦後に建て前という言葉がうまれ、本音と建て前で、建て前がいつのまにか主になったようです。建て前はつい最近のことです。

私はスタッフに、本音表現します。スタッフに本当はどうなのよと聞きます。どっちらの肩も持ちたくないと言います。これは自分の状況です。本音はと問うと前と同じように仲良くなってもらいたいが本音でした。本音を表現してたら、後は何を話してもOKです。GOサイン出しました。

もひとつ、言いたいことは、子どもの頃、自分の要求を受け入れてくれる大人がいたらいいですね。そのままのあなたでいいんだよ・・・という大人、我慢の子ども時代は、一生、人の顔色見ながら生きる人生です。本音は誰のいのちも犠牲にしません。思いは本音でないので、自分や周りが苦痛になります。高麗恵子さんが「本音で生きて下さい」とラジオ番組してますよ。土曜日朝、7時55分からFMosakaです。