大きく何かが動いた・・・始まったと感じます。個人的は大変な一日でした。起こったことも深く考えます。

あらぬことか、コンサートへお連れする人の介助にて転倒させてしまいました。電動車いすごとの転倒で、遂にはうちの男性スタッフを呼んで、抱え上げました。私しかいないので、必死でスタッフと協力して車いすに乗せる事が出来ました。後頭部に大きなたんこぶができて、身体は痺れる・・・数時間経ったら痛くなったなったので大丈夫と言っていただきました。まさかの、まさか・・・、結局彼は行けませんした。

いだきしん先生は勝負服というぐらいの黒門付きを着ていました。どれほどの気合が入っていたかと察します。ピアノの繊細な音、魂の源へ帰ったような・・・表現だとこうなります。気持ちは帰りたい、帰りたい・・・パイプオルガンは突き抜け、付けぬけ上昇です。白檀のような香りしましす。???コンサート中も転落させたことを考えました。ひとりのいのちを救えなくてどうする・・・、咄嗟に逃げた(自分ではないのです)何故?きっと自分なら身体ごとで受け止めると決まってます。人をケアすること身の内で知る経験です。ここ今どうするかです。咄嗟にいのち一つでなく、他者になったのです。自分自身のこととして考えました。私がの「我」を捨てるということに気が付きました。

転倒させれたのに、「これに懲りず、また来てね」と言いました。びっくりしました。嫌味の一つでもいうのかと思っていたのです。。障害を持ち生きていくことは誰かの手を借りなければいきれない・・自分だったら我慢できないだろうと話ました。
それから考え、こういうことは違う、弱い人は強い、こういうことを乗り越えて、いのち応援してくれていると分かりました。尊い経験です。
もうひとつは、自分の力(瞬発力)があったこと!、男性スタッフの介護力を魅させていただきました。彼は優秀です。共に向かっていきます。