午前中は介護支援専門員5年目研修・・・とほとほと・・・しかし、そこでのグループワークにて情報を仕入れました。事例で、70歳後半くらいの家族がYouTubeをみて、ケアマネにこれ使いたいと、福祉用具のレンタルを依頼したそうです。ナイス、もうこんな時代です。そのレンタル品を我が利用者さんにも使いたいたいです。ドンドン便利なものは使っていくことが在宅療養生活を豊かにしていきます。75歳というか80歳前の人に脱帽です。

午後からはガン末期の人の家に認定調査に伺いました。やっと電動ベッドをレンタルして下さって少しは楽になったようですが、体がそれ以上に悪化しています。奥さんの話を聞くと、土曜にに熱が40度以上出て、家の中じゅうが悪い熱気が充満してたようです。怖かったといいます。奥さん慣れてなくて、どうしょうかと??? 思ったと言います。ついと、救急車呼んでも良かったということを伝えるとそれでいいのですか?往診医とか訪問看護さんに聞いてからだと思っていたけど・・・、いえいえ自分の手に負えないなら、40度の熱で朦朧状態なら救急搬送でOKです。後で医者に救急車呼びましたといえば済みますから、一度方向を決めたからと命がけで守らなくてもいいです。奥さんほっとされていました。主人公はご主人、今は奥さんです。と伝えました。

もう少し元気な頃も医者に任せているからという事をずっと言っていたひとです。現役時代は専門職で、俺に全部任せろと来た人のようです。その癖で、医者は専門職であるのでお任せします・・・です。医者にいちいち聞く体制が染みついています。医者は病気や痛みを治療する人でいのちは自分のものです。人生の方向を決めるのはご家族です。動いてあら、あら・・・は後で謝ったらよろしいです。誰も咎める事
はしません。在宅の主人公はご本人とご家族さんです。周りは脇役です。奥さんは喜ばれていました。